おばちゃんのお仕事での経験をひとりごと 

ひとりごと

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老人ホームでの出会い

みなさ~ん

ご自分の老後を想像した事ございますか? 気持ちはいつまでも若いんだけどね

でも、その日は必ず誰にでも平等にやってきますよ~ 覚悟はいいですか~

【本当は寂しがりやの入居者様】

おばちゃんが、老人ホームで受付&介護補助をしてた時のひとりごと

聞いてください・・・

おばちゃんが、気になってたAさん

どうしてかって。。。

入居してから、一度も《息子》さんが面会に来られないのです

なんでかな~?と思ってましたが、聞くことも出来ず

でも、誰だって本当は自分の息子に会いたいに決まってるよと感じていて・・

ある日、Aさんに息子さんのお名前をお尋ねしてみました

すると Aさんの  本心が・・ポロリと口から出てきました・・

息子はくりゃーへんがー』※岡山弁で来ないという意味だよ

そうだよね 会いたいってわかってるよと心の中で叫びました

どこの家庭にも事情はあるよね

どこの家庭にもそれなりに それなりの事情はあります

Aさんのお嫁さんも、受付に来てそれなりの事情のお話をしてました。。。うんうん

でもそれと、息子さんが面会に来ないのは違うでしょうと思えたり・・

当たり前だけど・・よその家庭の事に首を突っ込むことなど出来ない・・

・・・しばらくして、派遣社員の契約更新をしないで、その施設を辞めたのですが・・

その数か月あと、介護職の方より・・

『Aさんがお亡くなりになりました』とお電話を頂きました

おばちゃんが、Aさんの事を気にかけてたことを知っていたから・・連絡下さいました

“Aさん、やっと息子さんに会えたんだよね”・・と心の中でひとりごと・・

そして、入浴介助したときのAさんの言葉を噛みしめました

入浴を手伝ってくれてありがとう・・

恩返しは出来ませんが・・・』と仰ってくれたこと

恩返しのためにやってるわけじゃないよ・・

涙こらえるの・・大変でしたよ・・

誰かの人生に寄り添える こんなお仕事を経験できたこと

そして、人生と老後を考えさせられたことに感謝

出会いをありがとう・・

ミッチェルおばちゃんのひとりごとでした

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